「左右のゆがみ」チェック

つま先、かかとがしっかり地面についている状態でまっすぐ鏡に向かって立ちます。
肩の位置が同じ高さか、口角の高さは同じか、ウエストのベルトの高さの位置は同じか、自然に下ろしている手の長さは同じか…など左右が同じであるかかをチェックします。
左右同じ位置になければ、左右のゆがみが生じている可能性があります！

片足を休める、足を組むなど左右どちらかに傾いた姿勢でいることが多いと、片方の腰の筋肉が縮み、その影響でゆがみ発生。
腰痛や肩こりの原因にもなります！

「前後のゆがみ」チェック

5円玉と腰骨の一番高い位置からくるぶしの下辺りに届く紐（だいたい1メートルくらい）を用意します。
壁にかかとをつけて、足をそろえてまっすぐ立ち、腰骨の一番高いところに5円ダマを結びつけた紐の先をもっていきます。
そこから真横に紐が体に触れないように数センチ離します。
横を向いたときの姿勢を鏡でチェックしてみてください。
5円玉がくるぶしより、少し前側にくれば正しい姿勢。
くるぶしより相当前にきたり、後ろにきたりしたら骨盤が前後にゆがんでいる証拠です。

胸を張る、ヒールの高い靴のために前のめりにならないよう上半身をそらしていたりしていると骨盤が前に傾きます。
お腹が出たり、お尻が出たり、ウエストが太くなってしまったりします。

注目ストレッチ本を紹介

体のゆがみを治す！筋肉・筋膜ほぐし新装版
現代人は体のどこかが悪いと、その一箇所を治そうと一生懸命になります。もちろんそれは正しいことですが、体の各部分はつながり合っていることを忘れてはなりません。つまり、筋肉や筋膜がカチカチだと背骨や骨格をゆがませ、その部分に密接に関わっている内臓などに不都合を生じさせてしまうのです。本書は、こり固まった筋肉と筋膜をやわらかくしなやかに解き放ち、健康体へと導く“ほぐし”の手技と動作を大公開します。

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