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アンチエイジングの基本


正しいスキンケア

女性は男性と比べると皮脂分泌も少なく皮膚のバリヤ機能も弱く、生理などのホルモンバランスの変化があったり…など、肌の悩みを抱えやすいです。

服などに隠されているわけでもない顔は、腕や足に比べても、デリケートな部分であるにも関わらず紫外線など、いつでも辛い環境にさらされているのです。
女性にはスキンケアが欠かせません。

スキンケアの方法をきちんと学んで、肌に優しい生活をしましょう。
汚れを落とす】【潤いを与える】【潤いを守る

汚れを落とす

なぜ洗うのか。

顔は、「ラップフィルム一枚」の厚さしかない角質に包まれています。この角質は、 約28日周期で再生します(肌のターンオーバーと呼ばれています)。 角質層が入れ替わる約15日間を加えると皮膚は約43日間くらいで新しくなると言われています。
顔など外部に露出した皮膚は角質層の入れ替わりが早いらしく、実際は1ヶ月少しで顔の皮膚は生まれ変わることになります。
もちろん年代や体調、それにスキンケアの違いによってターンオーバーの周期は個人個人異なります。
汚れやメイクなどの異物を残さず落とし、余分な古い角質を取ることが、新しい細胞を生む新陳代謝(肌のターンオーバー)を活発にします
ですから、汚れを落とす化粧を落とす、この両方が大切なのです。
洗うことで、皮膚の再生を助け本来の素肌を取り戻す」。これが、 スキンケアの基本です。

洗い方

洗顔は、朝と晩の2回行います。
まずメイク類などの油脂分をクレンジング(メイク落とし)で浮かして落とし、石けんなど(洗顔料)で残りの垢などの汚れを洗い流します。
油の汚れを油でおとす「クレンジングクリーム」が今のところ肌への負担が一番少ない方法といわれています。

洗うときは、泡で優しくマッサージするように洗ってください。ごしごし洗うと、しみを作る原因になります。また、洗顔は汚れが気になる場合でも一日3回まで、洗顔料の泡で肌を包むようにやさしく洗ってください。皮膚の油分を全て流してしまうとこれがまた、肌には悪いのです。
※泡洗顔
ピンポン玉3~4個分くらいの「ホイップクリーム状の泡」を作ります。ネットが売られているのでそれを利用するといいです。
泡で顔を包み込むようにし、泡を転がすように「30秒から1分間くらい」力を入れずやさしく洗います。
小鼻のあたりは指の腹でていねいに泡をまわします。
そのあと、「流れている」水ですすぎ残しのないようによく洗い流し、清潔で乾いたやわらかいタオルで軽く押さえるように拭いてください。
⇒朝の洗顔
肌は、睡眠中に新しい細胞ができ、余分になった古い角質が表面におしだされてきます。 また、寝る前につけた化粧水や乳液、クリーム、エッセンスなどが皮脂や汗、埃と混じり肌に残っています。
それを落とすのが朝の洗顔です。
また、乾燥感が強かったり肌にトラブルがあるときは、水かぬるま湯で洗い流すだけで十分です。
水の温度は20℃~32℃の人肌より少し冷たいぬる目が適温です。
洗顔後は直ぐにローション類での水分補給も忘れずに!
⇒夜の洗顔
汚れを残したままでは皮膚の再生が十分に行われません。 クレンジング、洗顔は欠かせません。
洗顔ではどのような洗顔料を使う場合でもかならず手のひらの上でよく泡立てて、泡で洗顔します。
泡洗顔をすることが皮脂を取りすぎず肌の大切なバリヤ機能を壊さず刺激を与えないスキンケアの鉄則です。
※お風呂で洗顔する場合
顔や手が乾いている時にメイクなどの油脂分の汚れをクレンジングクリームで顔を洗います。 クレンジングクリームの油膜が残っている状態で、シャンプーをし、乾いたタオルで髪を包みこみます。それから泡洗顔をします。

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洗顔
クレンジング

潤いを与える

潤いを与えるのはなぜか

洗顔をすると、汚れや古い角質と一緒に、皮脂膜も流れてしまいます。皮脂膜は、外界から皮膚を守る役目をしています。皮脂膜が元の状態に戻るには、1時間から4時間かかるといわれています。
その間は肌を保護するものがないので、水分が皮膚から蒸発し乾燥してしまうのです。そのため、化粧水で水分を補給する必要があるのです

化粧水

化粧水は、手に500円玉程度の量をとり、手のひらで優しく押し込むように繰り返してつけます。
一度で沢山つけるよりも、5~6回繰り返して少しずつ付けることが大切です。 乾燥がひどい場合は10回くらいは繰り返すといいでしょう。
手のひらが、皮膚にぺたっとなったら水分補給は完了です。
化粧水は、基本的に水分を補給することが目的なので、油脂分の少ない保湿成分の含まれた弱酸性のノンアルコール、無香料の化粧水がどなたにもおすすめです。
弱酸性でバリヤ機能の回復を促します。

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潤いを守る

■潤いを守るとは

保湿したあとは、外部の刺激から肌を守る保護膜を作ることが欠かせません。保護膜がないと折角の潤いも逃げてしまうからです。
素肌のままでは、汚れ、冷暖房機器による湿度の大きな変化、紫外線など、肌にダメージを与える原因になってしまいます。

■乳液・クリーム

保護膜の作り方は乾燥肌、脂性肌など肌質で違います。
乾燥しがちな肌や普通の肌の方は水分を十分に保てるように、N.M.Fやセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分を配合した乳液やクリームなどで保護膜を作ります。
脂分がやや多めの肌やニキビが出来やすい肌の方は、皮脂膜を再生する時間が早いので、水分を補給し皮脂の分泌を抑えるタイプの化粧水けでよい場合もあります。
あなたが、どのタイプの肌であっても紫外線防御のための日焼け止めは必ずつけてください。

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